疲労回復効果

梅干しに含まれる「クエン酸」には、疲れの原因となる乳酸を抑える働きがあります。「梅干しを食べると身体の調子が良い」という声をよく聞きますが、これは「疲労を感じる物質を体内で作らない」ということなのです。

疲労の原因は乳酸です。乳酸が筋肉に蓄積されると、肩や首の筋肉の凝り、身体のだるさなどの症状を引き起こします。また、血液中に乳酸が溜まると、細胞の老化につながり、動脈硬化、高血圧などの生活習慣病の原因になりやすいと言われています。

梅干しの酸味は、クエン酸によるものです。
梅干しに含まれる8種類の有機酸(クエン酸・フマール酸・リンゴ酸・オキザロ酢酸アルファケト・グルタル酸・イソクエン酸・アコニット酸・コハク酸)は、体内のエネルギー源をエネルギー(熱)に分解します。この回路は「クエン酸サイクル」とよばれ、クエン酸がこのサイクルの働きを活発にし、乳酸を炭酸ガスと水に分解して体外へ出しています。
実際に梅干しを食べることにより、体の中で疲労物質が産出されるのが抑えられ、疲労回復を助けています。

エネルギー源はクエン酸のサイクル

この他、クエン酸には体内のカルシウムの吸収をよくする働きもありますので、骨の弱い子供や高齢者のカルシウム不足にも梅干しが効果的です。

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宇都宮先生の挨拶
Profile:
宇都宮 洋才
(うつのみや ひろとし)
医学博士。専門は病理学。言い伝えの域をでなかった梅干しの効能を国内外の共同研究によって医学的に解き明かす。梅干博士として知られ、マスコミや講演でも活躍。現在、和歌山県立医科大学准教授。
うつのみやレディースクリニック
メディア紹介歴
  • 主治医のみつかる診療所/テレビ東京系列 2016/7/4
  • Rの法則/NHK Eテレ2016/5/24
  • あさイチ/NHK総合テレビ 2015/6/29
  • とくダネ!/フジテレビ系列 2012/12/4
  • うまいッ!/NHK総合テレビ 2012/7/15
  • す・またん!/読売テレビ 2011/7/4
  • みのもんたの朝ズバッ!/TBSテレビ 2010/8/19・20
  • あさイチ/NHK総合テレビ 2010/6/2
  • おもいッきりDON!/日本テレビ 2010/1/21
  • カラダのキモチ/TBS 2009/6/21
  • Weekend Japanology/NHK総合テレビ 2006/10/09
  • おもいッきりテレビ/日本テレビ 2006/6/12
  • ためしてガッテン/NHK総合テレビ 2004/6/23
著書紹介
  • 著書「梅干をまいにち食べて健康になる」 梅干をまいにち食べて健康になる
    宇都宮洋才
    キクロス出版/発売:BABジャパン