紀州梅効能研究会が認定する梅リグナン測定加工品には、含有量マークが表示されます。
(例:100g当り梅リグナン含有量500μg)
梅干博士
梅の健康効果を研究しています。
リグナンとは、フェニルプロパノイド(C6-C3)化合物2つが結合した植物ポリフェノールの1種です。木本植物(もくほんしょくぶつ)の材に多く存在しています。
リグナン類には、抗腫瘍活性・抗酸化活性・抗肥満活性など様々な機能性が報告されており、ヒト健康に有効な成分として注目されています。
このリグナン類は、梅にも多種含まれており、それらを総称して梅リグナンと呼んでいます。
ヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害または抑制する効果
胃がんの主要因であるヘリコバクターピロリ菌の特徴は、運動能力があることです。胃の中を泳いで胃粘膜に感染します。反対に運動能力がなければ感染しません。梅リグナンの一種「シリンガレシノール」は、活発だったヘリコバクターピロリ菌の動きをぴたりと抑えつけ、死滅させる機能を持っています。
主に抗酸化活性、抗炎症作用を持つ
抗酸化活性:
活性酸素は癌や生活習慣病を引き起こす原因といわれていますが、梅干しに含まれる梅リグナンには酸化反応を抑制する作用があり、細胞や組織が酸化するのを防ぎます。
抗炎症作用:
炎症反応は体を守るための重要な免疫反応の一つですが、過剰反応を起こした場合、痛みなどを伴い疾患の原因となります。過剰な炎症反応を予防する抗炎症作用は、疾患予防の観点から重要な作用です。
インフルエンザウイルスの増殖抑制効果
新型インフルエンザと同じ「H1N1型」のインフルエンザウイルスを感染させたイヌ由来の培養細胞に、梅干しから抽出した成分を加える実験を繰り返し行った結果、約7時間後にウイルスの増殖が約90%抑制されました。世界ではじめて発見したその有効成分を「エポキシリオニレシノール」と名づけました。
抗酸化活性、抗変異原活性を持つ
抗酸化活性:
活性酸素は癌や生活習慣病を引き起こす原因といわれていますが、梅干しに含まれる梅リグナンには酸化反応を抑制する作用があり、細胞や組織が酸化するのを防ぎます。
抗変異原活性:
細胞のがん化のスタートは、DNAに起こる突然変異であると考えられています。抗変異原活性とは、このDNAの突然変異を抑制または修復する作用をいいます。
梅リグナンは、紀州梅効能研究会においてのみ測定できます。
紀州梅効能研究会認定の梅リグナン含有量マークが記載されています。
加盟4社の梅干がございますが、新商品については現在準備計画中です。
梅の健康成分である梅リグナンを確実に摂取できます。
紀州梅効能研究会が認定する梅リグナン測定加工品には、含有量マークが表示されます。
(例:100g当り梅リグナン含有量500μg)